2025年9月26日金曜日

最北の旅⑤ 食メモ

〔 稚 内 〕


入り口に生け簀のある『竹ちゃん』
たいへんな人気店で予約必須の店だった。
刺し盛りには嬉しいウニも。新鮮さが別格。
お初のハッカクの軍艦焼きは何にも似ていない
コクのある美味しい魚だった。
(軍艦焼きとはネギ味噌焼き、この味噌が美味)
正式名はトクビレ(ハッカクは通称)

副港市場の『てっぺん食堂』で海鮮丼
さすが市場という美味しさ。



 〔 利尻島 〕

鴛泊港フェリー乗り場の目の前『さとう食堂』で
ホタテラーメン。美味しいラーメンだった。

オタトマリ沼の『わかさんの店』
はまなすと熊笹茶のミックスソフトクリーム

鴛泊港フェリー乗り場の目の前『ポルトコーヒー』
“利尻島のスタバ”と呼ばれるスペシャルティコーヒーの店。
スタバより美味しかった^^
9/11ここで本田圭佑に遭遇。長身のサングラス姿が目立つ。

『レラ・モシリ』の美味しい夕朝食

釜飯はうに飯、イクラをのせていただく。
北海道のホッケはひと味ちがう美味しさ。
香ばしい皮まできれいに食べたら宿のスタッフが
とても喜んでくれた。



〔 礼文島 〕

『さざ波』
メニューを見ながら迷っていたらホッケ好きには響く
「礼文のホッケは一味違いますよ」と店主に勧められる。
地元の人たちはタコカレーを注文する人が多かった。



『旅館桜井』の夕食

ウニ盛りが嬉しいお膳。
鍋物に入っていた大きな麩に似たものがとても美味。
食感が麩でも餅でもない。聞いたら“いももち”だった。
冷凍食品があるそうだ。

旅館桜井は昭和31年創業(1956)
北海道礼文町香深字入舟



2025年9月24日水曜日

最北の旅④ 稚内(最終日)

9月13日
最終日、礼文島・香深から稚内に戻るフェリーの
乗船料3,950円は、礼文島の観光キャンペーンで無料と
いう嬉しい船旅になった。

日本最北端の駅、稚内駅

そして、日本最北端の線路 

活気のある副港市場
副港市場の2階には『樺太記念館』がある。
かつて六本木にあった『樺太会館』の資料などは
ここに移されたという。

南樺太の地図


昭和の大横綱大鵬は樺太の敷香町(現ポロナイスク市)で生まれ
日本人の母親と共に引揚船「小笠原丸」に乗った。小笠原丸はその後、
増毛沖で潜水艦の攻撃を受けて沈没したが、幸い大鵬親子はその前に稚内港で
下船していため難を逃れた。母親が船酔いのため下船したのだそうだ。
横綱大鵬と樺太・稚内
防波堤公園内の『大鵬幸喜上陸の地』記念碑
(稚内観光協会の写真転載)

帰りの上空
利尻富士の頂上にまるで雪が降ったかのように
白い雲が浮かんでいる。真っ白な利尻山も見てみたい。

稚内公園の土産店で買ったマトリョーシカ



 

2025年9月23日火曜日

最北の旅③ 礼文島



最北の有人島 礼文島の人口は2000人 
沖の島を意味するレブンシリ
9月12日 礼文・香深(カフカ)へ到着

利尻・鴛泊港 → 礼文・香深港 アマポーラ宗谷
(ハートランドフェリー)

香深港フェリー乗り場前

『北のカナリアパーク』まで路線バスで行った。
走行中バスが突然止まってしまい運転手は携帯電話で
「所長、バス持ってきて!」と会社に連絡をする。
15分後、所長が別のバスを寄越しそれに乗り換えた。
中々楽しい出来事だった

そして38年前のシドニーの路線バスを思い出した。
路線バスの運転手がコースを間違えてしまい乗客が
降りられないという事態になった。乗客全員で「次を右折、
その先真っすぐ、次の信号を左折」という具合に合唱するように
運転手に道案内をした。乗客は誰一人クレームなど言わず
むしろ楽しげに終点までたどり着いた。拍手喝采だった。
この精神性大事だよねと時々思い出す。


映画『北のカナリア』のセットをそのまま同じ場所に
保存し人気の観光名所になっている。

映画のロケ班は礼文島で海と利尻山が一番美しく望める
場所を探してここを見つけたという。

見晴らしのいいカフェでパンケーキアイスを食べた。



礼文町郷土資料館

澄海岬(スカイミサキ)
名前の通り、澄んでいる海がほんとにきれいだった。

スコトン岬

アイヌ語でスーコタン=(夏の集落)
シコタン=大きな谷 トマリ=入り江
(大きな谷にある入り江)

など諸説あるそうだ。


泊まる宿の桜井旅館から入浴券をもらった。
真向かいにある温泉『うすゆきの湯』
休憩室からも露店風呂からも真正面に利尻山が見える。
広々とした気持ちのよい温泉施設だった。


『うすゆきの湯』を出たら夕暮れ時の
ほんのり赤く染まる利尻富士。

雲のかかっていない利尻山は滅多に見られない
利尻でも礼文でも地元の人に会う度に聞かされて
いたので昨日も今日も利尻山全景が見られたのは
ほんとにラッキーな旅だったんだなぁと感謝。