伝統文化交流館(港区指定有形文化財)
東京都港区芝浦一丁目11-15

今ではビルが建ち並ぶ都心のウォーターフロントに
都内で唯一残る戦前の見番建築です。
同じ通りに芝浦花街の置屋だったのではと思わせる
木造の建物が残っていた。

「月の出羽路」の絵詞に「瓢(ふくべ)清水即ち御台所清水也」とあり、
瓢清水の別名があったようだが、現在では「御台所清水」だけが通り名となっている。
台所清水と呼ばれる所以は「むかしこの地に鑑照公(佐竹藩21代(久保田2代)
藩主佐竹義隆)の御憩在りし御館の蹟なれば」とある。
太桂寺清水は真澄によると「五十鈴の宮の前」を流れているとあり、
昔の「神明社」(大正2年(1913)諏訪宮に合併)の絵が載っている。
真澄によると「御憩館のみかしぎ(お炊事)料に汲み、
御茶の水にもめし給ひしよし也」と「台所」の解釈をしている。