2024年4月14日日曜日

『オッペンハイマー』

TOHOシネマズ日比谷は上映する映画のポスターが全く
貼られていなくてつまらない。なのでつい日比谷公園の
風景を撮ってしまう^^。
(秋田の御成座を見よ!といいたくなる)

公開を心待ちにしていた『オッペンハイマー』。
簡単な予習をして臨んだが理解力が乏しく半分も理解
できていないのだけど観て良かったという満足感が残る。
モノクロとカラーで映像を使い分けてあるのは助かった。
これが無かったらもっと難解だった。

原子爆弾の開発を美化するでもなく、新しい技術の発見に
取り憑かれてしまった研究者オッペンハイマーの苦悩が映っていた。
その苦悩と悲劇の人生を演ずるのはキリアン・マーフィーしか
いないと思わせる名演技だった。
トルーマン大統領役のゲーリー・オールドマンは記憶の
中にある面影が全く無く配役を知らなければ気づかない
ほど別人だった。

原爆といえば思い浮かぶのは
2014年の「ノルマンディ上陸70周年記念式典」において
原爆投下の映像をみてガムを噛みながら拍手をするオバマ大統領と
静かに胸で十字をきるプーチン大統領の姿だ。
YouTubeでこの映像を見た時に日本に心を寄せているのは
ウラジミール・プーチンなのだと確信した。


先月ゴジラがいた広場には花のトンネルが。
本物と見間違うほどよくできた造花だったけれどとっても春^^