久しぶりのマイル旅は最北の島へ
9月10日〜 9月13日(3泊4日)
羽田空港第2ターミナル 4階レストラン街
搭乗前に『アカシア』でロールキャベツを。
1時間30分で稚内上空
座席はやっぱりマイル席(翼の部分)だった。
氷雪の門(樺太島民慰霊碑)1963年8月建立
市街地を一望できる高台の稚内公園。
かつては日本の領土だった樺太(サハリン)で亡くなった
日本人のために建てられた慰霊碑。
高さ8mの門の向こうにサハリンの島影がみえるように設計されている。
帰りたくても帰れなかった人々、氷と雪の厳しい環境で生き抜いた人々を
象徴するブロンズの女人像と高くて狭い望郷の門。
(この彫刻は札幌出身の世界的彫刻家、本郷新氏による)
そして、なんと運がいいのでしょう。
晴れた海の向こうにサハリンがくっきりと見えた。
宗谷岬からサハリンまでの距離は
東京から八王子までの距離と同じ43キロという近さ。
『皆さん これが最後です さようなら さようなら』
この後9人の乙女は服毒自決をする。沖縄のひめゆり学徒隊
だけではない。北の果てでも戦争の悲劇が語り継がれている。
公園内にある土産店の一角にサハリン雑貨コーナーをみつけ
マトリョーシカ(5体もの)を買う。
ひとつひとつ手描きなので表情も様々。
風の街稚内と呼ばれるほど強い風が吹く日が多い。
港の防波堤としてだけでなく桟橋から駅までの通路としても利用できるよう
アーチ式の巨大なドームが造られた。(1936/昭和11年)
かつては、樺太へと渡る人々で賑わっていた場所である。
防波堤公園内には、昭和の横綱『大鵬幸喜上陸の地』として
記念碑が建てられている。
この日の宿は、防波堤ドームの前に建つ『氷雪荘』
よく見ると看板にも氷雪の門が描かれている。