2024年8月31日土曜日

『荒野に希望の灯をともす』

中村哲 医師を20年以上に渡り追い続けた映像記録。

戦乱のアフガニスタンとパキスタンで35年に渡り
病や貧困、大干ばつに苦しむ人々に寄り添い続けた中村哲さん。

医師でありながら用水路建設事業にとりかかり
自ら重機を動かし「生」のための土地を開拓した。
見渡す限りの広大な砂漠は長い年月を経て瑞々しい緑の
大地になり、タネを撒きアフガンの人々の命を救った。
アフガニスタンは人口の大半が自給自足の農民であり
農業生産の回復は死活問題なのだ。

“弱いものを助け、命を尊重する”ことに一貫していた
中村哲という人の生き方に心が震えました。

上映会場の埼玉会館 小ホール(504席)は満席でした。
映画の公開から2年。ロングランが続いている。


『荒野に希望の灯をともす』http://kouya.ndn-news.co.jp/
ペシャワール会 https://www.peshawar-pms.com/

上映会場の埼玉会館(1966年)

当時モダニズム建築の旗手として日本の建築界を
リードしていた前川國男の設計。